子育てを楽にする
正しい勉強法

勉強ができるようになる上で最も大切なこと

このはら

いきなり結論をお伝えするが勉強ができるようになる上でもっとも大切なことは、文脈を読み取ることである。

問題を解くこと = 文脈を読み取る作業

と言っても過言ではない。

・基本の問題はできるけど、応用問題ができない

・どの公式を使えばいいのか分からない

・記述問題、文章題が苦手だ

・初見の問題に弱い

・数字が変わっただけで、計算ができなくなる

・勉強しているけど、全然できるようにならない

などなど、これらの悩みは文脈を読み取ることができるようになればすべて解決する。

とにかく、文脈こそが勉強のすべてなのである。

知識をただそのまま覚えることは何の意味もない。

知識は文脈と一緒に覚えなければいけない。

そして、覚えた知識よりも文脈を優先するのである。

例えば、「きれい」という言葉がある。

その意味を辞書で引くと

1、すっきりと美しくととのっていて、こころよい。
2、けがれやよごれがなく、すんでいる。
3、あとに何も残さない

『例解新国語辞典 第八版』

1、かざり立てていて、目を楽しませるようす
2、美しい
3、よごれたところがなくて気持ちがいいようす
4、やましいところがないようす
5、手ぎわがよくて気持ちがいいようす
6、すっかり、完全に
7、きれいさっぱり

『三省堂国語辞典 第七版』

1、見た目がはなやかで美しいようす。また、音声が心地よく聞こえるようす。
2、濁りや汚れがない。清潔だ。
3、心に汚れやよこしまなところがないようす。清らかなようす。
4、きちんと整っているようす
5、あとに余計なものが残らぬように結末をつけるようす

『現代新国語辞典 改訂第五版』

3つの辞書で調べてみたが、上記のように「きれい」という言葉には良いイメージがある。

誰だって「 あなたは字がきれいだね。 」と人から言われたら、鼻の穴が3倍に膨れ上がるはずだ。笑

ところが、この言葉も良いイメージで使われないことだってある。

次のような場面を考えてみよう。

漢字の勉強をしているヒロシくん。

普段はとても読みやすい字を書く子なのに、今日はとっても雑に字を書いている。

とてもじゃないが、雑すぎて読めたもんじゃない。

「 象形文字かよ! 」と三村風にツッコミたくなる。笑

そんなときに、先生がこう言う。

「 ヒロシはほんとに字がきれいだよなぁー!笑 」

お分かりいただけただろうか?

そう、このとき先生は「きれい」という言葉を「汚い」という意味で使っているのだ。

ヒロシくんに対して皮肉を言ったのである。

勉強は文脈がすべて。

だから、きれいという言葉の意味を理解して覚えていたとしても、真に勉強ができる人は常に文脈を優先する。

この記事を読んだあなたは、これから勉強をするときは

1、知識を頭に入れるときは文脈を意識すること
2、問題を解くときは知識よりもを文脈を優先すること

この2つを意識しよう。

そうすることで、あなたは確実に勉強ができるようになっていく。

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