内申を上げるために必要な4つのこと

内申は「 なければ困るけど、あればあるだけあったほうがいい 」ものです。お金と同じです。笑
そこで、内申を上げるために必要なことを教えます。
それは
2、提出物(宿題、ノートなど)
3、小テスト
4、定期テスト
の4つです。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
これは主に授業を受けているときの態度のことです。
「主に」と書いたのは、授業外でも少なからず先生と接する機会はあると思うので、そのときの態度も含まれていると思ってほしいからです。
それと、授業態度に関しては、あくまでも、担当の先生から見て「この生徒は授業態度が良い」と思わせる必要があるということ。
自分の授業態度は良いはずだと自分で思っているだけではまったく意味がありません。
例えば、A君とB君がいるとします。
A君:一切まわりの人とも話はしない。先生が話をするときはうなずいたりはしないが黙って聞いている。まじめにノートをとっている。授業外では一切先生とは話をしない生徒。
B君:多少まわりの人とおしゃべりはする。生が話を聞くときはうなずいたりリアクションをとったりする。ノートは取らないときもあるけど、提出までには仕上げてくる。休み時間には先生とたわいもない話をしにくる生徒。
の2人がいるとしたら、もしかしたらB君の方が評価は高いかもしれません。
黙っていたり、静かにしているというのは、消極的でよくないという評価を受ける可能性があります。
これに関しては、結局は担当の先生がどのような評価をつける人なのかで、決まってきます。
極端な話をすると、授業中に友達といくら話をしていようとも、担当の先生がそれを気にしない人であるならば話をしてもオッケーなのです。笑
だから、一番大切なのはその先生が何で評価をしているのかを見抜くことです。
とはいっても、一応、一般的に評価が高いと思われる授業態度(授業外も含む)を教えておきます。
・話を聞く時は笑顔でうなずいて聞いている。
・リアクションをとる(話を聞いているというアピール)
・手を挙げて意見や答えを発表をする(解答は間違っても良い)
・分からない問題を自分から質問する
・教科係になる
・授業外で先生のところに行き、できるようになるには何を勉強したらいいですか?などと聞く
などは非常に評価が高いと思います。
先生も人間です。
シンプルにいうと、自分のことを好きでいてくれる生徒は評価が高くなります。
なにかと関わりが多い生徒の方が愛着がわきます。話をしたこともない人のことは分かりませんからね。
なので、積極的に関わる機会を増やし、私はあなたのことが好きですよということが分かる態度をとりましょう。心の中で思っているだけではダメです。しっかりと相手が分かるように態度で示しましょう。
逆をいえば、本当は心の中では「この先生の授業は本当につまらないなぁ」と思っていても、態度では「先生の授業はおもしろい!」と示していればいいのです。笑
それが授業態度が良いということなのです。
提出物はいろいろとあります。
プリントだったり、ノート提出だったり、授業でファイルを使っている先生はファイル提出があったりします。さらに春休み、夏休み、冬休みなどの長期休暇には多めの宿題が出ます。
それらはすべて大切です。
提出物に関しては次の2つのことに気を配りましょう。
・期日
・クオリティー
どんなに丁寧にやろうとも、期日に間に合わなければ意味がありません。提出期限には絶対に間に合わせましょう。
それと同時にクオリティーも大切です。クオリティーというのは質のことです。
期限に間に合っても、誰が見ても読めないような汚い字で書いてあったり、丸つけがしてなかったりしたら当然評価は低いです。
2つはどちらも大切なのことなので、両方ともしっかりと意識してください。
もちろん先生によっても違いますが、いろいろな授業で小テストがあると思います。
英単語、漢字、社会や理科の一問一答、教科書暗記などなど。
基本的に小テストは出るところが完璧に指定されています。しかも、範囲が狭いです。
満点をとって当たり前。満点じゃないということは、その分、評価が下がると思ってください。
範囲が指定され、かつ範囲も狭いので、先生は「満点が取れないのはその生徒が準備をしなかったからだ」と判断します。小テストへの取り組みでは学力というよりも意欲、関心を見ているのです。
ですので、基本的には小テストは常に満点を目指しましょう!
小テストの結果は内申に大きく響きます。しっかりと準備をして臨みましょう。
これは4つの中でも一番重要です。定期テストの点数で内申の9割くらいは判断されていると思ってください。
極端な話をしますが、例えば、どんなに授業態度を良くし、提出物もきっちり出し、小テストでも常に満点を取ったとしても、毎回の定期テストで20点台しか取れないなら、内申はおそらく2です。
他が完璧だったら3をもらえる可能性もあるでしょう。でも、他がそこそこだったら間違いなく2です。
そのくらいテストの点数というのは内申をつける上で重要だということです。
テストの点数と内申の数値の目安ですが、
といった感じです。これまで多数の生徒たちの点数と内申を比較した結果ですので、ほぼ当たっています。
ただし、先生によっても細かい違いはあるので、あくまでも目安としておいてください。ときには例外もありますから。
学校の先生は以上の4つを基にして成績をつけます。
内申を1つでも多く上げたいのであれば、これらの4つを意識して日々を過ごしましょう。