子どもが母親に反抗する本当の理由

いつもありがとうございます。
児之原です。
反抗期になると、子どもはおぞましいほどの罵声を母親に浴びせます。笑
( まれに反抗期がこないお子さんもいらっしゃいます )
あなたのお子様はいかがでしょうか?笑
特に母親に対しては、もう言いたい放題です。
父親にはそのような反抗はしないんですよね。
ほとんどのご家庭では父親は権威を持っていますから、子どもからすると恐い存在で、「反抗しない」というよりも「反抗できない」というのが正しいです。
母親からしたら、それがまた腹が立ちますよね。笑
ちなみに、僕自身も反抗期は相当ひどかったです。
「 はぁ? 」
「 うっせぇ 」
「 うざい 」
のような言葉はもはや通常の状態で使います。笑
そして、ちょっとした言い合いになんかなろうものなら、
「 親なんだから子どものためを考えるのは当たり前だろ? 」
「 お前が勝手に産んだんだろ。産んでなんて頼んでねえんだよ! 」
とかまで言ってました。
今思うと、本当にお恥ずかしい限りです。汗
穴があったら入りたい……
どなたか良い穴を紹介してください。笑
でも、当時の僕は本気でそのように思ってました。汗
反抗期ってそういうものなんですよね。
身内がものすごく憎くなる。
特に母親に対して。
反抗期は、生物学的に必要なことだと証明されています。
なので、ごく自然なことなのです。
決して悪いことではないんです。
ただ、反抗される方としてはたまったもんじゃないですよね。汗
お母様、この場をかりてゴメンナサイ。笑
でも、今では母親に対して本当に感謝しています。
素直にそう思えるようになったのは確か22歳くらいのときだったので、みなさま、今しばらく我慢をしてあげてくださいね。笑
子どもって、驚くほど外ではしっかりしています。
よく周りの方から言われませんか?
「 あなたのとこの〇〇ちゃん、ほんとにいい子だよね〜 」って。
塾で子どもたちと接していてもそう思います。
ほんとにいい子たちだなぁ〜って。
そうなんです。
子どもは外と家ではまったくの別人です。
もはや二重人格。笑
で、なぜ母親にだけ反抗してくるのかというと、
人には絶対に出せない自分、ダメな自分の全てをそのまま受け入れてくれる唯一の存在だからです。
つまりですね、
本当に心から信頼しているんです。母親のこと。
子どもにとっての絶対的な存在は間違いなく母親です。
残念ながら父親ではありません。笑
どれだけ反抗しても、母親って心の底では絶対に子どもを否定しません。
( 多少、叩いたりどなったりはするかもしれませんけど。笑 )
だからこそ、安心して反抗しているんです。
もちろん、当の本人は今はまだ自覚していませんよ。
でもね、後で必ず気づきます。
母親からもらった愛の偉大さに。
気づくタイミングはひとそれぞれだと思いますが、必ず気づきます。
なので、
子どもが反抗してきたら、
「 あんた、ほんといい加減にしなさいよーーーーーーーーーーーーーーー!怒怒怒怒怒 」
と言ってしまうその前に(笑)、
「 安心してくれている証拠なのね 」
ってことを心の中で思い出してみてくださいね。
子どもだけでなく大人もそうですが、家にいるときと外にいるときでは見せる顔が違います。
家庭、職場、学校、友人といるとき、、、、
人はいろいろな場所でそれぞれ違う自分を演じているのです。
心理学の世界ではこれをペルソナ(仮面)と言います。
そして、ペルソナは一つではありません。
いくつも持っています。
だから、家では親に対してとんでもなく口が悪いくせに、学校の先生との三者面談の前とかだったりすると、急に言葉遣いが丸くなるのです。笑
なので、普段から悪態をついているのであれば、
それはむしろ、外では上手にやっていると思って多少は多めに見てあげてくださいね。
母親であるあなたのことを、誰よりも信頼している証なのですから。^^