相手の本音を聞き出す方法

自分で言うのもなんですが、、、
僕は人の話を聴くことが大変に上手だと思っています。笑
そして、相手の話を聴くことによって、相手自身が前向きに人生を歩いていくことをサポートするのも上手だと思います。
僕と話をした結果、何かしら人生の新たな一歩をふみ出す人や前向きになる人は多いです。
簡潔に言うと私、相手の本音を聞き出すのが上手です。
塾に通う子どもたちも、僕にいろいろな話をしてくれます。
あんなことやこんなこと、えっ、そんなことまで話してくれるの?って感じです。笑
そのうち半分は愚痴ですね。笑
「 先生、聞いてくださいよ〜 」
って言って一方的にたくさん話をして、スッキリして帰っていきます。笑
そして、話を聞くたびに、そんな風に考えていたんだなぁって思います。
元々、自分のことを話すのは好きではなく、
( というかほぼ話さない。笑 )
他人の話を聴くことは好きです。
なので、基本的に向いているんだと思います。
それに加えて自分で心理学やコーチングなどを勉強しているので、さらにそれが強化されています。
これ、自分にうぬぼれているわけではありません。笑
なんでこんなに本音を話してくれるのかなぁと考えてみたときに、実は僕が人の話を聴く上で意識してやっていることがあったので、本日はそれを共有したいと思います。
家でも、子どもが自分の本音を親に話せる環境をぜひつくってあげてほしいと思います。
もちろん、僕みたいに人には自分の話をしないタイプの子もいるので、自分のお子様があまり話をしてこないタイプの場合は放っておいて大丈夫です。笑
で、僕が人の話を聞く上では、、、
・相手の悩みを解決しない
・意見をはさまない
・相手の考え、価値観をそのまま受け入れる
ってことを意識してやっています。
例えば、、
「 最近、学校の先生が本当に嫌いなんです。 」
と話をしてきた場合に
「 そっか嫌いなのかぁ。でも人を嫌いになるのはよくないよ。
なんとかその先生の良いところを探してみて。 」
なーんてアドバイスは絶対にしません。
「 そっか嫌いなのかぁ。で、どんなところが嫌いなの?
ほー!なるほど!そういうところが嫌いなのね! 」
という感じで話を聞いていきます。笑
相手の悩みを解決せず、意見をはさまず、考え、価値観をそのまま受け入れるのです。
もしも僕が「人を嫌いになるのはよくないことだ」という信念を持っていたとしてもです。
それでも上記のように話を聞きます。
( 内容的に共感できるときには、共感してあげます )
ここで特に大切なのは相手考え、価値観を受け入れることなのですが、
心の中で「人を嫌いになんてなってはいけない」と思いながら、
「 そっか嫌いなのかぁ。で、どんなところが嫌いなの?
ほー!なるほど!そういうところが嫌いなのね! 」
と言うのと、
心の中で「自分は人を嫌うことはしないけど、そういう考え方もあるよね」と思いながら、
「 そっか嫌いなのかぁ。で、どんなところが嫌いなの?
ほー!なるほど!そういうところが嫌いなのね! 」
と言うのでは雲泥の差があります。
本音を聞き出すためには前者ではダメです。後者をめざしてくださいね。
人の話を聴いているつもりの人は結構多いのですが、大抵は心の中では相手の考えを否定してます。
本来はこうあるべきだと思われながら話を聞かれるのは逆にマイナスです。汗
それでは相手は本音を話してくれませんし、信頼もしてくれません。
・相手の悩みを解決しない
・意見をはさまない
・相手の考え、価値観をそのまま受け入れる
ぜひ子どもの話を聴くときの参考にしてみてください。^^