自立した子どもに育てるために一番最初に身につけたい技術
子育てをする上で、自立した子どもになってほしいのであれば、真っ先に身につけてほしい技術があります。
僕自身も、生徒に指導をする上で、最も重要な技術がこれだと思ってます。
それは「話を聴く」という技術です。
コーチングの分野ではこれを傾聴(けいちょう)と言います。
「 なーんだ。話を聞くなんて簡単なことじゃないか。 」
と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、とんでもありません。
話を聞くのではなく、聴くです。
「聞く」ではなく「聴く」と書いたのは、
ただ耳で音を聞くだけではなく、相手の話に全身全霊で持って心を込めて聞くという意味を含んでいるからです。
世の中の99%の人間は他人の話を聴くことができません。
もちろん、僕もまだまだ話を聴けていません。
ただ、コーチングやカウンセリングや心理学などを学んでいくにつれ、昔に比べるとかなり聴けるようにはなってきました。
10年前の自分を100%中10%だったとすると、今は50%まではきたかなと自負しています。
それでもまだ半分。まだまだ道半ばです。
そのくらい、話を聴くことは難しいなぁと感じています。
だからこそ、話を聴くことができるようになると良いこともたくさんあります。
子育てにおけるメリットをいくつか述べると
・子どもと厚い信頼関係を築くことができる
・自分で考えて行動できる子に育つ
・子どもが自分の考えや気持ちを上手に伝えることができるようになる
・子どもが賢くなる
・子どもの情緒が安定する
・いろいろなことに挑戦し、前向きに生きる子に育つ
などがあります。
僕自身も生徒たちに話を聴く技術を使うことで、上記のような変化を実際に目の当たりにしてきました。^^
正直言って、子どもの話を聴くことができるようになるだけでも、子育てにおける悩みの9割は解決できます。
そのくらい、重要で大切な技術なのです。
まずは日々の子育てで、子どもの話を聴くことを意識されてください。
これまで子どもの口から聞くことができなかった想いや成長した姿が見られるようになりますよ。^^
この技術は、日々を通して、そして、一生を通じて磨いていくべきものです。
僕自身も相手の話を100%聴けるようになるために、これからも研鑽に励みたいと思います!