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子どもが自宅でも勉強をするようになる方法

このはら

テスト前なのに、子どもが家でまったく勉強しない。

というお悩みをお持ちの保護者の方はかなり多いと思います。

そこで、本日は、「子どもが自宅でも勉強をするようになる方法」をお伝えいたします。

その前に一つ確認させていただきたいのですが、、、

そもそも、家で勉強させる必要がありますか?笑

おそらく、別に家で勉強してほしいわけではないですよね。

本当の願いは、成績をきちんと上げてほしいということですよね。

仮に家で勉強していなくても、それ以外の場所できちんと勉強していて、必要な成績が取れているのなら、家で勉強させる必要はないですよね。

大切なことは、

その生徒がほしい成績を取るために、必要な学習時間を確保することです。

ほしい成績を取るために必要な学習時間がとれるのなら、家以外の場所である、塾、カフェ、学校、図書館、ファミレスなど、どこでもいいわけです。

よって、ここから先は、必要な学習時間を確保するためにはどうしても家での勉強もしないといけないという方に向けての話になります。


子どもが自宅でも勉強をするようになるために必要な5つのこと

子どもが自宅でも勉強をするようになるために必要なことは5つです。

1、家でも勉強ができるようになりたいのか、本人に確認する
2、勉強しかできない部屋を用意する
3、勉強をやってからじゃないと好きなことはできないというルールにする
4、勉強中はスマホを取り上げる
5、子どもが勉強しているときは親も一緒に勉強する


この5つを行なってください。

1、家でも勉強ができるようになりたいのか、本人に確認する

本人が、家ではまったくやろうとも思わない、別に成績をあげるつもりもない、別にいまの成績のままでそこそこ満足している。というのでは、全くお話になりません。

まず、勉強を継続していく上で何よりも大切なのは、本人の意思です。

・本気で成績を上げたいのか
・志望校に合格したいのか

といったことをきちんと確認してあげてください。ここが一番大切です。

ただ、こういう話を親が直接伝えると上手くいかないことも多いです。

その場合は、例えばお子様が塾に通われているのであれば、塾の先生からお子様に話をしてもらって、家でも勉強ができるようになりたいのか、しっかりと確認をしてもらいましょう。

塾に通わせていない場合は、信頼できる第三者の方に頼むと良いでしょう。

2、勉強しかできない部屋を用意する

本人の意思が確認できたら、次は、勉強専用の部屋を用意しましょう。

これ、本気で、ガチで、用意してあげてくださいね。

用意するものは最小で3つです。

・机
・イス
・本棚(教科書や参考書を入れる用のもの)
・卓上ライト(必要であれば)


できれば、子ども部屋とは別に用意しましょう。

子ども部屋を改造するのであれば、子どもの好きなものや勉強に関係のないものは全てその部屋からは排除し、他の場所に移動してください。

どうしても、部屋を用意できない場合は、そういうスペースをつくってあげてください。個室が理想ですが、ないよりはマシです。

上記以外でも、勉強に集中できる環境をつくるものであれば、用意していただいても大丈夫です。

3、勉強をやってからじゃないと好きなことはできないというルールにする

部屋を用意しただけで勉強してくれるなら苦労はありません。自分がやりたいことよりも先に勉強をするということをルール化する必要があります。

そうしない限り、家で勉強しない子は永遠に勉強しませんよ。笑

自宅に帰ってきたら、ご飯、お風呂以外は勉強を優先させるようにします。好きなテレビを見たり、スマホをいじったりするのは、やるべきことが終わってからです。

ただし、「やるべきことが終わってから」というルールにすると、自由時間が0分になってしまう場合もあります。笑

やるべきことを先にやる。ただし、最大でも●●時まで。という風に設定しておくのが良いでしょう。

4、勉強中はスマホを取り上げる

勉強中のスマホの取り扱いについてですが、勉強するときはスマホはそばにおかないのが基本です。

子どもが勉強するときには、保護者の方が取り上げる。終わったら返す。そういうルールにするのが一番良いです。

仕事の関係で子どもが勉強する時間に親が家にいない場合には、それに準ずる策を考えて実行してあげてください。

ものすごく自己管理能力が高い子であれば、スマホの取り扱いは本人に任せても大丈夫でしょう。(ただし、そんな中学生は1万人いたら、そのうち1人くらいだと思います。笑)

5、子どもが勉強しているときは親も一緒に勉強する

子どもに家でも勉強させたいのであれば、子どもが勉強しているときは親も一緒に勉強しましょう。自分は一日、仕事を頑張ってきたんだから、自由に過ごします!はナシです。

子どもだって、朝も早くから学校、部活、人によっては塾にも行ってます。そこから家に帰ってきて、さらに勉強しろと言われているのです。

親の立場でいうなら、仕事が終わってから、さらに仕事のスキルアップのための勉強をやれと言われているのと同じことです。だから、子どもにそれを要求するのであれば、親も同じことをしましょう。

勉強でなくても、仕事、家事でもかまわないと思います。

要は、親も好きなことはやらずに、やるべきことをやりましょう。ということです。


以上のことが実践できれば、子どもは自宅でも勉強するようになります。

子どもに家でも勉強してほしかったら、上記の5つは実行に移してあげてください。

それができないのであれば、子どもが家で勉強しないことに関してはスッパリとあきらめましょう!

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