「あの短いコメントで、あそこまで分かるとは、本当に驚きでした。」と言っていただいた児之原によるメール相談
こんにちは。児之原です。
隠していたわけではないのですが(笑)、実は今年の8月末に僕のブログをお読みの方から息子さんの塾のことで相談がありました。
それに対して、メールでお応えしたのですが、そのやりとりが同じような悩みを持つ方にとって何かしら参考になると思いますので、ここに記しておこうと思います。
相談をいただいた方からも快く掲載の許可をいただきました。本当にありがとうございます!
まずは相談者Mさまのメールから始まります。
息子が塾をやめたいと言い出しました。中二に上がる3月に自分から成績を上げたいから、この塾がいいと入ったのにも関わらずです。
本人の気持ちしだいとはいえ、これを了承すると逃げ癖がつかないかも気になります。やめたい理由は、厳しいからだと思います。
宿題を忘れたら謝っても怒られるから、行きたくないと…自分が勝手なことを言ってるのもわかってるようですが、行きたくないという場合はやめるしかないのですかね。
情報が少ないので、的確なアドバイスになっているかは微妙ですが、わかる範囲でお応えさせていただきます。
一つの意見として参考にしてみてくださいね。
自分から塾に入りたいのに、辞めたいと言い出すことはよくあることです。笑
その場合は見極めが大切です。厳しいから辞めたいという理由で、辞めるのはやはりよくありません。
ただし、それは塾に入ったときに、
「 どんなに大変でも、きちんと自分で努力をし、最低でも半年は絶対に続けること 」
のように、しっかりと約束をしてあったのかどうかにもよります。
( 上記はあくまでも例です。 )
そういう約束がなかったのであれば、辞めることになっても文句はいえないでしょう。本人からすると、「辞めたらダメなんて言われていない。」ということなのです。
それからもう一つは、「厳しいから」というのが本当の理由ではない場合があります。
ここは見極めるのがまた難しいところなのですが、男の子は親に本音を言わないことも多いです。
子どもの側からの意見だけではなく、塾の先生にも息子さんの塾での様子を聞いてみてはいかがでしょうか?もちろん、その情報もすべて信じるかどうかは別ですけどね。講師の側がウソをつくことだってありえるわけですから。笑
そのあたりは親であるMさんがしっかりと見極めてあげてくださいね。
とりあえずは、もう一度息子さんとしっかりと話をして、
・辞める前にもう少し条件をつけて続けさせるか
・辞めることを認めるか
このどちらかでしょう。
辞めるにしてもちゃんと話をしておかないとなぁなぁで終わってしまいますから、辞めるということはそれなりの責任があるということはしっかりと伝えたいところです。
以上がいただいたコメントによる情報からのアドバイスとなりますが、より精度の高いアドバイスが欲しい場合にはきちんと専門家に相談されたほうがよいと思います。
この度は、コメントをいただきありがとうございました。良い方向に向かっていくことをお祈りしています。^^
それに、メッセージの、内容にも驚きました!
コメントを送信した翌日に、辞めると塾に連絡するにはそれなりの理由を伝えなければいけないということと、息子の為に何人もの大人が真剣に動いてくれてる事をはなしたところ、本当の理由といいますか、私が納得できる話をしてきたのです。
塾が厳しいというよりも、講師の人の一言に傷ついてやる気を無くした様子です。
見てくれがやんちゃ坊主なので、本心とは裏腹に多々誤解を受けやすいタイプでして、ノートへの書き写しが遅かったのを何やってるんだ、やる気がないのかととがめられたということらしいです。
長年息子を見ていて、この内容こそが辞めたいと言い出した理由だと納得できました。
何クソと思って、ならば見返すぞというくらいの気持ちを持ってもらいたいのですがね…
あの短いコメントで、あそこまで分かるとは、本当に驚きでした。
結果、塾には進度が早くてついてけないから、辞めたいと言っていると話したところ、それは塾側でも把握してたと言われまして、週2日のうちの1日を個別にしてはどうかと提案されました。今は息子とどうするかを話し合っています。
塾は辞めると伝えても即日に辞められないことを話し、辞めるにしろ、個別に1日変えるにしろ、考えようと話しました。
息子は他の教科に対しては、楽しいからそれだけは続けたいとも最初から言っていたので、個別の話をもらい個別にしようかと少しなびいているようです。
息子さん、やはり本音を隠していたようですね。笑
男の子に限らず、中学生は本音を言わないのが相場と決まっていますので。笑
普段から子どもたちと接していますので、それはよーく分かります。今回は、よく本音を話してくれましたね!それだけでも、親子関係が良好であることが分かります。^^
本音を話せるのは、信頼関係があってこそです。
それと、内容的には親には恥ずかしくて言えなかったのだと思います。
息子さんも男の子ですから、自分のプライドが傷ついた話はしたくなかったのでしょう。女性の前では強くありたいという男心ってやつですね。笑
息子さんは、いまどきの草食系男子ではないことは確かです。良かったですね!笑
後は、親に余計な心配をかけたくなかったのでしょう。優しい息子さんです。
コメントから察するに、現在は集団もしくは小規模の集団塾に通われているようですが、ノートを写すのが遅いからといって、「やる気がない」などと言ってくるような講師は最低です。
もしかしたら、これもノートが遅いから言ってきたわけではないかもしれません。
誤解を受けやすいタイプということなので、その講師にとっては息子さんは勘違いされているのかもしれないですね。それ以外にも度々なにか言われているようであれば、その可能性は高いです。
それともう一つは講師も本当に軽い気持ちでさらっと言っただけなのを息子さんが重くとらえている可能性もあります。
ただ、ここは真相を解明する必要はありませんから、放っておきましょう。笑
問題の先生以外とは上手くやっていけているようですから、担当を変えてもらうようにお願いしてみてはどうでしょうか。
実際、息子さんが諸事情により合わないと言っているというのは伝えても良いことだと思います。
(具体的な出来事を伝える場合には伝える相手を選んでくださいね。)
だから、担当を変えてほしいと。
ただし、これはそちらの塾長さんが信頼のできる方であればの話です。
そうでない場合に講師と合わなかったことを伝えると、息子さんが今後その塾全体から、「扱いづらいご家庭」と目の敵にされる可能性があります。汗
ただ、おそらくその教科はその講師しかいない場合がありますので、その場合はその教科だけ個別という形になるかもしれないですね。
僕の方として一つ言えることは、上記のような相談を親身に聞いてくれて、対応してくれる塾でないならば、辞めた方が良いということですね。
保護者の方への対応が雑な塾は、息子さんへの指導も雑です。通っても、楽しいだけで伸びることはないでしょう。
いまは、非常に大切な局面だと思いますので、しっかりと息子さんと向き合ってあげてくださいね。^^
心より応援しております。
お返事ありがとうございました。
今回の内容もまるで私達親子の様子をみられているかの内容でした。
間違いなく息子は草食系ではありません。平成の菅原文太と言われた事もあります(笑)。
他の習い事(サッカー)をしている関係で、火曜と金曜しか通うことができず、そこを考慮してくれ通常個別の指導がない火曜に個別対応(違う講師)をしてくれるということで、もう一度頑張ろうと思っているようです。
塾は一度入ると悩んでも辞める勇気がなく、今回のこともどうしたらいいかと悩んでおりました。
今回は塾の対応も親身でしたので、次こそはと願い頑張ってもらいたいです。
児之原さん、相談に乗っていただき有難うございました。これからも、ブログを楽しく拝見させて頂きます!
こちらこそ、ありがとうございました!
今回の記事が子育てに悩む方の何かしらの参考になれば嬉しく思います。^^
今回は無事にメールで解決することができましたが、もちろんメールだけでは解決できない場合もあります。
その場合には実際に専門家の方に直接相談することをオススメ致します。