その覚え方では学力はつきません!学力をつけるための暗記の基本

勉強をしていく上で、暗記する能力は絶対にかかせません。
それなのに、正しい覚え方をきちんと習ったことがあるという人は本当に少ないのではないでしょうか?
僕自身も覚え方をきちんと人から習った記憶はありません。
自己流で勝手にやってきました。笑
その後、勉強法や自分で勉強をしていく上で、最も効率の良い覚え方を身につけてきました。
そこで今回は、正しい覚え方をお伝えしたいと思います。
まずは、こちらの答案をご覧ください。
次の日の学校の授業で数字の1〜11を英語で書くテストがあるというので、まずは5分だけ時間をあげて、何も言わずにどうやって覚えていくかを観察してました。
そして、5分後にテストをした結果が写真の答案です。
塾講師というのは、医師みたいなもので、答案をみればその生徒のどこが悪いかが分かります。
この答案から、この生徒は覚え方がよくないことが分かります。
一体どこがいけないのでしょうか?
この答案から分かる、よくない点は、単語を順番で覚えてしまっている点です!
この生徒は1〜11の単語を眺めたときに、two threeは「t」で始まっている。four fiveは「f」で始まっている。
oneの次は、tが2つ続いて、そのあとにfが2つ続いて、、、
という風に思考していって、覚えていたのです。
実際にテストをしたら覚えられてもいませんでしたが。笑
これは絶対にやってはいけません。
順番に覚えるのがなぜいけないかというと、本番のテストでは順番がバラバラで出る可能性があるからです。
また、今後いろいろな場面で英語を使っていくときに、数字が並んだ状態で出てくることはほとんどありません。笑
ですので、順番で覚えるというのは絶対にやめましょう!
暗記の基本は一対一対応!
今回の場合でいうと、
3と聞いてthreeとすぐ浮かぶようにする。8と聞いてeightとすぐ浮かぶようにする。
そうやって、一つの言葉に対し、一つの意味や語句を対応させて覚えていくのです。
そのように覚えていくことで、本当に使える英語になっていきます。
実は、人が物を記憶していく過程というのは、生まれたときから自然と一対一対応なのです!
りんごという果物を人生で初めてみた場合、それが「りんご」という名前だと知ります。
そして、目の前の赤い物体を見て、「りんご」という名前だと覚えていきますよね。
隣にみかんが置いてあって、みかんの隣にあるものがりんごという覚え方はしないでしょ?笑
それなのに勉強のときだけ違うことをやってはいけません。
暗記の基本は一対一対応!
とても大切なことなので、何かを覚える際にはしっかりと意識してくださいね!
たかが暗記、されど暗記。
暗記だけで勉強を制することはできませんが、暗記を制するものは勉強を制する準備が整います。
とにもかくにも、まずはきちんと暗記ができるようになってくださいね!
まとめ
暗記の基本は一対一対応。
一つの言葉に対し、一つの意味や語句を対応させて覚えていこう!