子どもが受験で最大限の力を発揮するために親として知っておきたい考え方

神奈川県は公立高校の入試まであと100日を切りました。
残された時間の中で最大限に学力を伸ばしたいなら、ここからの時間の使い方、考え方が非常に重要になってきます。
受験生といったって、まだ中学3年生。精神的にもまだまだ未熟です。
残りの日数が少なくなってくると、焦りや不安から受験勉強が思うように進まなくなる子もいます。行動に対して迷いも出てきます。
ここで親が一緒になって不安になってはいけません。笑
親はここではどどーんと構えて 「 絶対に大丈夫! 」 と見守ってあげている必要があります。
親の不安は子どもに伝わります。子どもが迷いなく受験勉強に専念できるように、親としてしっかりとサポートしてあげてくださいね。
以下は受験勉強で子どもが最大限に力を発揮するために親として知っておきたい考え方です。
1、焦っても何一つ意味がないという事実を理解する
焦りや不安が出てくるのはしょうがありません。
人間ですから、このような感情が出てくるのは自然なことです。
受験に対して真剣に向き合っているからこそ、焦りや不安が生まれるのです。
ですので、まずはそのまま受け入れましょう。
受け入れた上で、焦っても何一つ意味がないという事実を理解しましょう。
受験までの残り日数が少なくなってきたときに、一番避けたいことは行動を止めてしまうこと。
行動なきところに結果は生まれません。
それに、焦ったところで点数は1点も上がりません。
焦って何もしないのと、とにかく問題集を一問でも多く解くのとでは、どちらが合格の可能性が高くなるのかは火を見るよりも明らかでしょう。
焦っても焦らなくても時間は過ぎていくのです。だとしたら焦らないほうが得です。
言っていることは簡単ですが、このことを本当の意味で理解している人は少ないです。
2、今できることを一つ一つ丁寧にやっていく
焦る必要がないのは分かったとして、その上でどうしていくのがいいか。答えは簡単です。
今できることを一つ一つ丁寧にやっていきましょう。
理科の問題を解きながら、英語の問題は解けません。
理科の問題を解きながら、
「 やばい、英語もやらなきゃいけないプリントがあった。
そういえば国語の説明文も。数学の2次関数も。社会の時差の計算のところも。
どうしよう。どうしよう。どうしよう…… 」
なーんて考えている時間がもったいないです。
そう思うのであれば、目の前の理科を全力で終わらせる。そして、終わったら次の教科に取りかかる。
やるべきことはいつだってシンプルです。
どんな時でも今できることを一つ一つ丁寧にやっていくことがベストな選択なのです。
まずは親のあなたがこのことを胸に刻み、適切なタイミングで子どもにも伝えてあげましょう。
上記の2つのことを心から理解していれば、子どもへの接し方も変わってくると思います。
親が余裕を持って構えていることは、子どもにとってかなり大きな精神的支えになります。
勉強を手伝うことはできませんが、食事と同じくらいにメンタル面でのサポートは非常に大切です。
お子様が受験で最大限の力を発揮するためにも、ぜひどどーんと構えてあげてくださいね!