子育てを楽にする
正しい勉強法

新学年最初の定期テストで結果を出すために春休みに最低限やっておいてほしい3つのこと

このはら
各中学校ではもうすぐ春休みが始まりますよね。

日程は各中学校でそれぞれ違うと思いますが、約2週間ほどが春休みになると思います。

学習塾Libでは強制参加の春季講習は行っていません。

学習塾Libというか僕個人の考えかもしれませんが、「費用に関しては必要な分を必要な分だけ支払うべきである」というのが僕の基本的な考え方です。

ですので、強制参加の春期講習は行わず、追加したい人は追加できるような講座を用意しています。

普段の学習内容がしっかりと定着している生徒は、春休みは授業数を追加せずに、通常通りの授業だけ出ればいいのです。

そうすれば費用も節約できますよね。^^

そして、学習内容に遅れが出ていて、かつ、本人が授業数を増やしたいのであれば追加受講をすればいいだけの話です。

通常の塾だと季節講習は「必修参加」です。

しかも、普段の授業料よりも金額は高め。

さらに、生徒さんによってはほとんど受ける価値がない内容であることが多々あります。

成績は上がらないのに、お金だけが出ていきます。汗

唯一良いことがあるといえば、子どもが塾にいってくれるので、家でイライラしなくて済むということくらいでしょうか。笑

春休みに授業で予習をさせる塾も多いと思いますが、基本的に春休みは「復習」に重点をおくべきです。

新学年初の定期テストでは当然新学年で習った内容がテストに出ます。
( 例外もありますが、ここでは割愛します )

そして、新学年で習う内容をきちんと理解するためには、前学年の内容が身についている必要があります。

勉強は基本的に「積み上げ」だからです。

ですので、しっかりと前学年の内容を身につけていかないとどんどんできなくなっていくわけですね。

春休みは学校の授業がないので、「まとまった時間」がとれるのが最大のポイントです。

やはり普段は、学校の授業に部活に、帰ってきてから勉強をやるにしても、かなり頑張っても、3時間くらいが限界じゃないかと思います。

それに対して、春休みは上手に使えば、6時間〜8時間のまとまった時間がとれるのです。

これを活用しない手はありません。

まとまった時間があり、授業が進まないときだからこそ、一気に復習をするチャンスなのです。

ということで、新学年最初の定期テストで結果を出すために春休みに最低限やっておいてほしいことは次の3つです。

1、国語力の強化
2、英語の復習
3、数学の計算分野の復習

順番に説明しますね。

1、国語力の強化

これは春休みとか関係なく、常にやっておくべきものです。

実はLibで一番力をいれているのも国語です。

なぜなら、国語は学力の根底を支える論理力と語彙力を鍛える教科だからです。

だからこそ、Libでは国語は毎日の課題が出ています。

近年の入試問題を見てもらえれば分かりますが、国語に限らず、全教科でとにかく文章量が多いです。

神奈川県は他県と比較しても、入試の文章量が多いです。

長い文章の中から、適切に必要な情報だけを読み取り、表現する力が求められています。

それを身につけるには読解力を強化する以外にはありません。

普段から文章に読み慣れていないとそれだけで苦労します。

ということで、これは季節に関わらず絶対やるべきことなので、春休みも毎日やりましょう。

2、英語の復習

5教科の中で、前学年の内容を理解していないと、まったく手が出なくなるのが「英語」です。

そして、学校の授業の中でも一番授業力のない先生が多いのも英語です。笑

学校の先生は英文法をきちんと教えてくれません。

それなのに、定期テストではガッツリ英文法が出ます。笑

本当に困ったものです。

バスケでゴール下のシュート練習を散々させられていたのに、当日の試験はスリーポイントシュートだった。

みたいな感じです。笑

これで子どもたちがテストで点数を取れるようになったら逆に驚きです。

ということで、

英語はこの春休みを使って、きっちりと文法内容を復習しておくべきです。

しかも英語はものすごく覚えるべき量が多いです。

中2終了の段階で単語だけでも覚えるべきものは約500個あります。笑

春休みは「英語だけ」でも復習が間に合えば万々歳です。

3、数学の計算分野の復習

次にやっておきたいのが数学の計算分野。

数学は大きく分けて「計算」と「図形」の2分野に分かれます。
( 高校になるとこれを「代数」「幾何」という言い方をします )

各学年、学校の授業は10月くらいまでが「計算」で11月以降から「図形」となってます。

これは全学年共通です。

なぜなら、図形の分野でも計算を使うからです。

きちんと効率のいい順番で習うことになっているんです。

つまり、新学年で最初に習うのは計算!

これまた積み上げ式なので、前学年の計算がおぼつかないようだと新しい内容の理解ができません。

ということで、計算はきっちり復習しておきたいところです。
( 計算分野の文章題までは手を出さなくても大丈夫です )

理科や社会はどうするの?

と言いたくなると思いますが、もしも春休みの間で英語と数学の復習が終わったら、理科と社会も復習をしましょう。

春休みはまとまった時間があるといっても、期間は2週間程度。

その中で5教科全部を復習するのは無理があります。

ですので、やるべきことをしぼり、その代わりにそこを徹底的マスターしましょう。

先ほども書きましたが、英語だけでも復習が終わればマル。

数学までいけば二重マル。

さらに理科と社会までいければ神です。笑

春休み、まとまった時間があるということは、逆をいえば、勉強から逃げまくって(笑)、部活だけ、遊びだけになる可能性もあるということです。

人間は楽な方に流されやすい生き物ですからね。

僕は春休みに勉強だけを頑張れとは決して思っていません。

部活も遊びも勉強もすべてやりきること。

その中で勉強面に関して、新学年最初の定期テストで結果を出したいのであれば、

1、国語力の強化
2、英語の復習
3、数学の計算分野の復習

に春休みはしっかりと取り組みましょう!

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